2020年04月24日

引退ドキュメント-33 時を経て百恵と淳子

40年前の4月24日(木)
-追記-
「おはよう広場」(NHK 8:40〜)出演
大変珍しいNHKの朝の番組に出演。
週刊明星80年5月25日号のトーク番組の載録のコーナー「ビデオ・テープでもう一度」に、
この番組でのトークの一部が掲載されている。

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山口百恵が米倉斉加年に心境を語った。
米倉 山口百恵さんっていったら、知らない人いないでしょうね。今までに“この人は私を知らないな”と思ったことありますか?
百恵 小さい子は、何かこう一致しないみたいなことはありました。例えば隣の家の坊やが2才ぐらいの時に、遊びに行って話してると、CMか何かで私がポッと出てくるんですね。
“この人だあれ?”ってテレビを指さすと“百恵ちゃん”“じゃ、この人は?”って私を指さすと“お姉ちゃん”って(笑)
米倉 しかし、それは正解かもしれないな。テレビは影絵、これは本物と、子供ってのは正直だから本当の目を持っているのかもしれません。
ところで、ぼくは落書きに興味を持ってるんですが、トイレの落書きに名前が出るようだと大変なものなんですよ。大ていは男性や女性の“モノ”というんです。ところがNHKのトイレ、このフロアーのトイレに“百恵ちゃん”と書いてありましたよ(笑)
百恵 ほんとですか!?
米倉 ぼくはショックを受けましたね。NHKというのはいろんな人が出入りするから誰が書いたのかわかりませんけど、本番前にそれを発見しまして“はァ”と思いましたね。“俺は今からこの人と話すんだぞ”と改めて思いましたよ。
あなたの場合は百恵さんですか、百恵ちゃんですか?
百恵 百恵ちゃんが圧倒的に多いですね。幼稚園の頃から、中学、高校ずっと先生まで“百恵ちゃん”なんです。だから“山口さん”と呼ばれもピンとこないんです、今でも
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米倉 俳優としての仕事が突然降って湧いてきた時はどうでしたか?
百恵 私は学芸会でもセリフを言ったことが一度もなかったんです。だから、すごく不安でしたね
米倉 実像と虚像のちがいについて、どう思いますか?
百恵 片方は地道に成長していってるのに、もう片方は信じられないスピードでワァーッとなっちゃったんで、それについていけなくて迷った時期もありました
米倉 仕事と女の生き方は別のものじゃありませんか?
百恵 ひとつのけじめだと思いますね。
こんど仕事をやめるのも、21年間の人生で初めて自分以外の人を大事だと思うようになった。そこから改めてスタートしたいからなんです




夜は「ザ・ベストテン」(TBS 21:00〜)生出演
『謝肉祭』が4位で2回目のランクイン7946点。

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黒柳「どこにいらしても番組にお出になると、結婚まで、結婚までっていう風に、もうそういう質問もお飽きになってると思うので、もうそういうことね忘れて違う事伺いたいと思うんですけど・・」
久米「結婚の話も嫌でしょうね?だから全然関係ない話を聞きましょう」

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黒柳「あなたはね、朝お起きになった時にどういうお天気が好きですか?」
百恵「うーーーん、しとしとしとっていう感じの雨」
黒柳・久米「あらーー・・・」
百恵「どうして!!(笑)」

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黒柳「そう!私なんか窓開けたら青い空でね、いわゆるピーカン!っていうのがいいかと思ったけど、しとしと・・」
百恵「ええ・・。」
黒柳「違うもんですね・・。」
久米「(百恵を差して)雨、(黒柳)ドピーカン、違いますね〜その愁いと言いますかね・・黒柳さんみたいにただ突き抜けてるのがいいってそういうもんではないんでございます。」

久米イントロ紹介「今彼女はウーロン茶を愛用中でございまして、これは彼の為にニキビを治すのと少し痩せたい為にウーロン茶を飲んでるそうです。」

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ラジオFM「小室等の音楽夜話 『春です!山口百恵』」(FM東京 23:30〜45)出演四夜目
この日の曲は『イントロダクション・春』、
対談では男について。

非常に音の良くない素材です。ご了承ください。


この日は月刊「明星」「平凡」6月号の発売日。
奇しくもどちらの雑誌も親友と言われ、ライバルと言われた桜田淳子さんとの対談記事という偶然。

月刊平凡 1980年6月号「大親友対談グラフ 山口百恵VS桜田淳子」
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月刊明星 1980年6月号「たったいま100パーセントの友情」
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-抜粋-
淳子 このあいだ、百恵ちゃんのところへ電話したでしょ。ちょうど、大阪で新歌舞伎をやってたときだけど、みんなで、百恵ちゃんのこと話してたんだ。そしたら、急に寂しくなってきちゃって、お酒を1杯くらい飲んでたのもあって、それで、話せそうな気もしたし・・・
百恵 日本酒?
淳子 ウン、そう。それで、この間の欽ちゃんのサヨナラ・パーティー(2月27日)のときに、新しい電話番号を交換したでしょ、それを引っぱり出して・・・。そしたら、百恵ちゃんはいなくて、お母さんが出てね。「これから百恵といっしょに応援しますよ」って言ってくださったの。すっごく感激しちゃって。それで私も「うれしいのと寂しいのとがいっしょで、複雑なんですよ」って正直にお話ししたの。
百恵 次の日遅くかけてごめんね。
淳子 ううん、いいの。そのときも私、百恵ちゃんに、今まで遠慮してたとこあるのよって話したものね。ホント、もう苦しくなってきちゃったのね。学生の頃は遊びの延長でキャッキャやってたんだけど、いったん仕事にドップリつかっちゃうと、まわりが、ふたりのことをライバルって見るし、私、意識過剰なところあるでしょ、すごく気を使っちゃって、話しちゃいけないんじゃないかと思ったりして・・・・・・。
百恵 私も、そういう意識が全くなかったとは言えないわ。そこへもってきて、すれ違いでしょ。たまに会ったとしても、お互い、そのあとにまだ仕事があったりして・・・・。まったくもって、悪循環だったのね。
淳子 そうね。話はいつも中途半端なところで終って、尻切れトンボ。前はよく、学校の話をしたけど・・・。
百恵 友達同士で、仕事のこと話してもしょうがないしね。
淳子 また、お互いに交際範囲が広くなってきて、違った友達ができたしね。そこら辺りでも・・・・・・。でもね、いま百恵ちゃんがこうなって、逆にわだかまりが消えたみたい。でも、本当に消えるのは10月15日が終わってからかもしれない・・・・。私ね、夢見たのよ。婚約発表の後、ずっと眠れなくて、夢の中で、百恵ちゃんの家に招待されたの。友和さんは会社に行ってて・・・・・・。ワーッ会社だって、
百恵 わあ、サラリーマン!(笑)
淳子 仕事にいって、いないの。その家がとってもキレイなお山の上にあって、海がワーっと広がってキレイなの。事実、こんど入る百恵ちゃんのマンションって、高台で海が見えるのよね、とにかく、とってもいい夢だったの。なんか霧が晴れたみたいで、やっぱり何かあったのね、発言はショックだったけど・・・・。
百恵 今まで、淳ぺーに彼のこと話そうにも、すれ違いで・・・・。
淳子 ううん、いいの。でも、なんとなくわかってた。だって、ふたりしか、ありえないじゃない、雑誌を見ても、ふたりがいちばんキラキラしてたもの。あたためる時間が、必要だったものねえ。


百恵 ウフッ、昔のこと思い出しちゃった。ホラ、淳ぺー、『伊豆の踊子』が公開されたとき、いっしょに見に行ってくれたじゃない。
淳子 お母さんたちもいっしょにね。そのとき、ふたりともジーンズに帽子で、やっぱり双子みたいだった。
百恵 その頃って、お互いに、見てね、見に行くわよ、なんてやってたわね、ホラ、高1のとき、淳ペーの『白い少女』が公開されたでしょ、そのとき、私、渋谷の松竹まで見に行ってその足で日劇に淳ペーを訪ねたの。それが私の初めてのひとり歩き”なの。そしたら、そこでバッタリ私のマネージャーと会っちゃって、すごく怒られたの覚えてるわ。


淳子 私ねえ、やっぱり百恵ちゃんが引退するなんて、信じられない。帰って来てねっ、なんて言ったりして。でもあの婚約発言って私だけでなく、いろんな人に問題意識をもたらしてくれて、うれしかった。自分の人生や進路を考えちゃった。まだ、答えは出てないけど・・・・・・。
百恵 でも、答えっていうのは、私もまだ出てないの。答なんて、ある程度のことをやってみて、自分の人生を振り返って見れるときにならなきゃわからないもの。答が出たところで、ああすればよかったと言ってもしょうがないし、結局、その答を肯定せざるをえないし、だから、瞬間を大切にして、それを積み上げていきたいの。


posted by kayochronicle at 23:00| Comment(0) | 引退ドキュメント
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