2020年04月17日

引退ドキュメント-27 西城秀樹の私設ファン・クラブ

40年前の4月17日(木)

-追記-

この日発売された「女性セブン 5月1日号」にこんな記事が。
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『西城秀樹に、淳子、宏美そして真子のファン・クラブ”!?』


 “ファン・クラブ”とはいっても、これはそこにもあるここにもあるといったものとは、少々違うらしいのだ。
 まず事務所がない。
 そして“会員”も、現在確認できているのは、桜田淳子、岩崎宏美、石野真子、そして山口百恵の4人だけ。つまり、この当代一流の女性歌手たち4人が、同じ職場の西城秀樹を、かなりまじめに応援しているという話なのだ。
 芸能人が芸能人を応援?
 そんな質問に、あるテレビ局のプロデューサー氏がこう答えてくれた。
「この4人が、スタジオなどで見る西城秀樹に“男らしさ”を感じていることはたしかでしょうね。それが、彼の歌を応援させることにつながっているわけですよ」
 具体的にはどういうことなのか。
「まず、彼のショーを真剣に見にいってますね。それぞれ彼のステージに力のはいった拍手をおくってました。そして彼がうたいながら客席を指さしたりすると、彼女たちもニコッとしたりしてましたねえ。」
 山口百恵の場合は、昨年の大賞レースのとき、ほんとうに“大賞をとるべき人は西城秀樹さんだと思う”とまわりの人間によくいっていました。まあ、彼女が、それだけ思い入れの強かった芸能界の人間は、三浦友和を除いて他にいなかったんじゃないかなあ。石野真子は、芸能界の先輩として彼を慕っているというところでしょう。あと、このふたりの場合は、一般のファン同士も交流があって、お互いのステージを応援しあっていますね」
 まったくうらやましいかぎりだが、芸能レポーターの梨本勝さんも、やはり同じ意見のようだ。
「ぼくも彼女たちが西城秀樹を応援しているという話は聞いたことがありますね。やはり誰の話でも気軽に聞いてあげるという性格のためでしょう。また、女の子たちの、おおらかで素直な心もすばらしい。こういうエピソードこそ大切にしたいですね。」


事実百恵はデビュー前からファンだったことを公言していたし、この年の春の西城秀樹「日生劇場ロング・リサイタル」にも足を運んで、後にテレビでその感想や、ファンとのつながりのすばらしさ等西城さんへのメッセージを送っている。
「百恵は現役時代西城秀樹のファンクラブにずっと入っていた。」という話をどこかで聞いたことがあったが、この4人による私設ファン・クラブだったのかもしれない。



この日「ザ・ベストテン」(TBS 21:00〜)生出演
『謝肉祭』が6位で初のランクイン。
「ザ・ベストテン」は2週間前のデータが放送されるので、今思うとやはり新曲リリースから番組の登場までは結構時間がかかっている。当時も新曲が出るたびに、早くランクインされるのを待っていた記憶がある。

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新しいこの曲の衣装の話。

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婚約、引退発表後初の登場に番組では「百恵ちゃん引退まで、あと・・・・ ●日●時●分●秒」という時計ボードが作られる。この時計に『わぁ、あんな風に出るとなんか寂しいですね』と百恵。黒柳徹子さんは『でも考えようによっては、まだまだ百恵ちゃんが181日と2時間41分47秒もまだテレビに出て下さるのだと思えば?』と言ってくれる。このボードは引退までソファーのセット内にあったような気がする。

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イントロの久米宏さん。
『これはジプシーをテーマにした曲でございまして、短いお祭りの間に自分の命の火を・・もう 燃やし尽くすという情熱的な内容が大変気に入ってるとおっしゃってる山口百恵さん、今週第6位に初登場です』

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※4月15日の記事も追記しました
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2020年04月15日

引退ドキュメント-26

40年前の4月15日(火)
この日発売の「女性自身 5月1日号」に、『新連載 山口百恵“引退直前の……”本音ハッピー対談』第1回
作家の阿刀田高さんとの対談が掲載された。

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−抜粋−

阿刀田 ここへ来る途中、霊南坂教会のあたりを通ってきましてね。あそこでなさるんでしょう?
山口  ええ。11月の19日に。
阿刀田 どうですか?
山口  どうですか、といわれても・・・(笑い)。やっぱりたいへんですね、結婚って。
阿刀田 どういうところがたいへんだと思いますか?
山口  結婚するのは2人ですが、それに関係して家族の問題とか、ほかにも結婚までにふまな
    ければならない段階がいろいろとありますでしょう。もっとも、その段階というのは、
    男性のほうがもっとたいへんでしょうけれど。


阿刀田 彼とはいくつちがうんですか?
山口  7つです。
阿刀田 7つちがえば、彼のほうが許容してくれることが多いでしょうね。
山口  (うれしそうに)だからぜんぶ彼に任せています。


阿刀田 いくつのときですか彼と知り合ったのは?
山口  私が15のときに『伊豆の踊子』という映画で共演したのが最初です。
阿刀田 はじめから、このひとよさそうだなと思ったの?
山口  いいえ、はじめは・・・
    そのとき彼は20才を過ぎていましたから、すごく年齢差を感じたんですね。
阿刀田 でしょうね。
山口  だから、話をするのが、ちょっと怖いみたいなところもあって・・・。いま考えると
    やっぱり不思議ですね、こうなったことが。
阿刀田 でも三浦さんと山口さんというのは、ピタッとしすぎてね。まるで芸能誌の表紙を
    見ているようで、われわれとしては、ちょっとおもしろくないんですよ(笑い)。
山口  フ、フ、フ。
阿刀田 そういえば、結婚するだけじゃなく、仕事をすっかりおやめになるんですってね。
山口  はい。
阿刀田 そうですか。やめるんですか。残念だなあ。
    でもなかなかやめさせてくれなかったんじゃないですか?
山口  ええ、周囲のひとたちは、私が一時の感情の高ぶりからいいだしたと思ったらしいん
    ですね。
阿刀田 ええ。で、あなたはどうしました?
山口  決して一時の高ぶりじゃないことをわかってもらえるよう一生けんめい努力して最後は、
    みんなのほうが根負けしたみたいでした(笑い)。
阿刀田 でも、どうしておやめになるんですか?
山口  これは、私の性格なんですけれども、どっちつかずになるのは、イヤですから。
阿刀田 いっそ結婚のほうをよそうとは思わなかったの?
山口  それは、まったく思いませんでした。
阿刀田 だって、結婚って、そんなにいいもんかなあって気がするんだけども、僕は。
山口  私は、結婚するしないということよりも、友和さんとの縁のようなものを大切にしたいと
    思うんです。だから決して結婚したいからやめるということじゃないんです。


阿刀田 ただ、彼にとって、山口百恵を奥さんにするということは、喜ぶべきことかなそれとも
    ひじょうにかわいそうなことか、どっちだろう?
山口  ウーン・・・・。たとえば歌手・山口百恵という意味では、もしかすると私以上に価値を、
    高く評価してくれているかもしれないから・・・・。
阿刀田 なるほど。
山口  でも、本名の山口百恵は、ちっとも偉大でもないしどこにでもいる普通の女の子だから。
阿刀田 そうだね。
山口  そういう意味では、別に喜んでほしいとも思いませんけど(笑い)。ごく普通にもらって
    もらっても、だいじょうぶだと思いますね。


阿刀田 彼といるときは、いつもどんな話をしているの?
山口  バカ話ばっかり。仕事の話はほとんどしませんね。
阿刀田 ラブ・シーンをしたことはあるんでしょう?
山口  あります(笑い)。
阿刀田 どういう感じなの?
山口  映画では、仕事だからなんていっていますけど、それは建て前で、本番は、死ぬほど
    イヤですね(笑い)。
    ラブ・シーンの相手はむしろ、ちょっとぐらい憎らしいと思うひとの方がやりやすいんで
    すね。
阿刀田 じゃ、最近はますますやりにくくなってきているわけね。(笑い)。
山口  ですから、今年のお正月映画のときなんか最高にやりにくかったし、イヤでした。


阿刀田 彼とはちょくちょく会えるの?
山口  会えないときは、毎晩電話で話しています。長いときは、30分も話をすることがあるん
    ですよ。
阿刀田 子供の計画について話すこともあるんでしょう?
山口  そんなあ。それはまだ先のことですから。


阿刀田 やっぱり芸能界に入れますか?
山口  それは・・・本人次第ですね。ただ、なにか楽器を習わせるとか、音楽を身近なものとし
    て育ててやりたいな、とは思っていますけど。
阿刀田 それは、とてもいい。仕事は、いつまでですか?
山口  10月15日までです。
阿刀田 まだまだ、たいへんなわけですね。
山口  ええ。でも、残る半年は、これまでやりたいと思ってもできなかったことを、ドンドンや
    ろうと思っています。


阿刀田高さんから山口百恵さんへ
 まず初めに鼻梁の美しい人だと思った。上品な形を描きながら、冷たさがない。こういう鼻は思いのほか少ない。しっかりした人柄だとは聞いていたが、これは予想どおり。私自身の二十才ごろとは比べるべくもない。十分に成熟した人格を感じさせる山口さんであったが話題が未来の背の君のこととなると、とたんにういういしい少女にかえってしまう。手放しに幸福そうになってしまう。結婚を前にした女性の表情は、どこか酒を前にしたときの飲んべえの表情に似ていて、見ているほうも無邪気に楽しめるところがある。どうぞおしあわせに。



タグ:対談
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2020年04月14日

引退ドキュメント-25

40年前の4月14日(月)
この日は「夜のヒットスタジオ」(22:00〜)生出演
五木ひろし、内山田洋とクール・ファイブ、山口百恵、五輪真弓、岩崎宏美、岩崎良美、
ロスインディオス&シルヴィア、シャネルズ
デビューしたばかりのシャネルズの『ランナウェイ』をオープニングメドレーで。

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歌唱は『謝肉祭』。
自分の前に歌った五輪真弓さんの髪を「きれい・・」と百恵。

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スタイルの話になり、自らを「下半身肥大」と言うと井上順が「下半身沈殿デブ」と言いなおす。
そのあと井上順は「でもそんなこと百恵ちゃんの場合超越しちゃってるね、内から出てくる物で」。
芳村真理は「百恵ちゃんすっごくね女っぽい感じにね変えてきてるんでね、それを見てさっき宏美ちゃんが『素敵だ、素敵だ』って言ってね」と。
井上順は「お願いしまーす!」と『謝肉祭』のイントロのポーズを真似る。

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ここまでは和やかな「夜ヒット」だが、曲が始まるとやはり魅せる、聴かせる。
やはり「炎」のイメージで燃えるスモーク。

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間奏はピンクのスモークから
2コーラス目は青いスモーク、夜のイメージ。

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この日「北海道新聞」に5月10日・11日、帯広、札幌での『山口百恵オンステージ 愛が詩に変わる時』のコンサート広告が掲載された。

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